キルミー ヒールミー 2015年韓国恋愛ドラマ ★４
７役を演じきったチソンの見事な演技力！だけど、この違和感は……
キルミー ヒールミー ★４
【あらすじ】
幼少期の耐えがたいトラウマにより多重人格となった財閥御曹司が、多重人格となったトラウマに深く関係する少女と再会して恋に落ち、多重人格も克服する話。
【出演】
チソン（チャ・ドヒョン）「秘密」「オールイン」
ファン・ジョンウム（オ・リジン）「彼女はキレイだった」「秘密」
パク・ソジュン（オ・リオン）「魔女の恋愛」「彼女はキレイだった」
キム・スルギ（ホ・スッキ）「番人！」
【みどころ】
チソンが演じた７役
ドヒョン(28歳）→真面目な優等生。主人格なので別人格の尻拭いに奔走。
シン・セギ（28歳）→攻撃的で暴力的、繊細で単純（最も苦痛に耐えた）
フェリー・パク→(40代）→酒好きで爆弾作りがシュミ。陽気なおじさん
ヨンプ(高校生）→詩や絵画など美しいものが好き。自殺願望が強い
ヨナ（高校生）→ヨンプの双子の妹。自由奔放。リジンの兄リオンに一目ぼれ
後は７歳の少女役と、ミスターX役。
それぞれの人格で見事に表情を使い分けていました。大好きなリジンにだけは従うセギがかわいいです。精神科の教授も、リジン・リオンの両親もとってもお茶目で素敵～。
韓国のラブコメって三角関係が王道ですが、なかなか女の子の魅力を表現しづらいような気がしません？このヒロインのどこにモテ要素が？？？的な。今回もヒロインが騒々しくて（こういう女の子が韓国では人気なのかな？？？）苦手でしたが、好かれるのは理解できました。孤独に耐えながら多重人格な自分と戦っているときに親身になってくれたり、真剣に心配してくれて、心温まる言葉をかけてもらったら好きになっちゃいますよね～、そりゃ。
胸キュンシーンやコミカルなシーン、泣けるシーンも満載で、どのエピソードも充実しているために神回や捨て回がないのも、このドラマの素晴らしいところです。
が、なんかずっと違和感がありました。チソンさん、演技も上手だしイケメンなんですが……。1977年にお生まれなので当時37歳くらいなんです。そこなのかなぁ、好みの問題なのか？
ちなみに、私が大好きな「相続者たち」で素敵な脇役を演じられていたチェ・ウォニョンさんが今回も素敵な秘書役でした。「番人」のキム・スルギさんも出演されていました！
今回は思いを遂げられなかったリオン（パク・ソジュン）が、「彼女はキレイだった」で今回リジン役のファン・ジョンウムさんと両想いになるので、個人的には「キルミーヒールミー」を見た後に「彼女はキレイだった」を見れば良かったなぁと思いました。
